ランディングページとは、「GoogleやYahoo!などの検索や様々なネット広告などをクリックした際に表示される縦長のウェブページのことを言います。LPと略されることが多いです。
ランディングページの特徴
- 縦長で、縦スクロールが必要。(最近ではスマホを意識している)
- 1カラムである。(左や右にメニューがない)
- リンク(ボタン)が少ない。
- デザインが派手である。
- ボタンサイズが、派手で大きい。
ランディングページの役割
ランディングページは「現在オリジナル商品などの特徴を効率的に伝えることのできる最も効率の良いマーケティング手法であり、ランディングページを改善しただけで、ネット上での顧客獲得数が6倍になったという事例もあります。
そんな成功の可能性を存分に秘めているランディングページですが、企業のポジションや目的に応じて多くの種類が存在しており、適切な使い方をしなければ満足のいく成果は得られません。
ランディングページの目的
ランディングページの目的は実にシンプルです。
コンバージョン(転換率)を効果的に得ることにつきます。
コンバージョンとは、問合せ・資料請求・注文のことを言います。すなわち、不特定多数のユーザーに、氏名や連絡先を記入してもらい、特定できる状態に転換(conversion)する、ということです。
リスティング広告の効果が無いと言われるお客様の中には、コンバージョンを得るのに必要不可欠なランディングページやエントリーフォームがコンバージョンへの障害となっているケースが多々見受けられます。
ランディングページ制作で効果を最大化する為に、リスティングで取得できたデータに対し、高いレベルでの検証が必須です。
ランディングページの構成(レイアウト)、掲載情報
ではお待たせいたしました。ランディングページ(Landing page)を作るときに気を付けたい4つのポイントをお話しします。
ランディングページを作るときに大切なのは、あれもこれも取り入れるのではなく、コンテンツを絞りポイントを抑えた分かりやすい動線設計をし、 ユーザーがコンバージョンするような配慮が必要です。
デザイン
美しい構成はもちろん、ユーザビリティーやアクセシビリティを意識した、見やすいページ制作をしなければいけません。この時に気を付けなければいけないのが、スマホでの見た目を考える事です。パソコンのアクセス数よりもスマホのアクセス数のほうが多くなっている昨今、スマホで表示したときに読めない文字を入れることはマイナスにしかなりません。パソコンだけでなくスマホで表示させた時の見た目やデザインを重視する必要があります。
キャッチコピー
求めている情報が掲載されている事を一瞬で確認できるよう、ターゲットに合わせたキャッチコピーを作成し、そういった物をメインイメージとして、サイト上部の目に付きやすい場所に設置します。スマホでも読みやすいよう、短めのキャッチコピーで文字を大きめにするのが効果的です。そのためには前提としてターゲティングがしっかりできていなければなりません。あくまで狙っているターゲットに対して、ユーザーがすっと分かるようなコピーが必要です。
必要のないリンクボタンは付けない
ランディングページは、決めた特定の目的を達成するためだけに存在します。
必要のないリンクは全て外した方がいいと言えます。目的外のリンクをたどってしまい、戻ってきてくれない方が増えるのを防ぎます。
マウストラッキング解析などを見ていると、キャッチコピーなどのタイトルをみただけでそのまま問合せしてくれる方も多いです。
ボタンサイズを大きく目立つように!
ボタンは目立たなければなりません。ボタンそのものが中々見つからないデザインであれば、クリック率・コンバージョン率は間違いなく悪くなってしまうでしょう。
人は目立つ目立たないという違いを、無意識に判断していると言われていますが、ユーザーの視線を奪うには「目立たせたい部分のリズムに変化を与える」事が必要です。人が何かに目を奪われる時は、大抵その対象物に何らかの違和感を感じる時です。そのため、目立つデザインに仕上げたいときは、意図的に違和感を作り上げることが必要です。
今まで弊社でのデータでコンバージョンが高いボタンの特徴は、
・ボタンを立体的にする
・ボタンの色を緑色にする
・ボタン大きくする
この3つの要素を含んでいるものが比較的コンバージョンが高いです。
これはテストを繰り返したデータからきた結果であり、なぜなのかと聞かれてもよく理由はわかりません。
ランディングページのアクセス向上について
ランディングページの改善は、成果件数アップにつながります。しかし、サイトを訪れてくれるユーザーの絶対数が少なければ、成果を上げることは難しいです。アクセスを増やすためには、SEO対策などでアクセスを増やすことや、リスティング広告などを使ってコンバージョンの高いキーワードなどを見つけながらサイトを修正していく必要があります。